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錦糸町でFリーグ「フウガドールすみだ」ホーム開幕戦 町田に惜敗

フウガドールすみだの18歳石井想一郎選手が振り向きざまに強烈な左足シュート(撮影:大塚淳史)

フウガドールすみだの18歳石井想一郎選手が振り向きざまに強烈な左足シュート(撮影:大塚淳史)

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 フットサルのFリーグ・フウガドールすみだが6月7日、ひがしんアリーナ(墨田区錦糸4)で行われた今季ホーム開幕戦でペスカドーラ町田と対戦し、1-2で敗れた。

試合後に観衆へあいさつするフウガドールすみだの選手たち(撮影:大塚淳史)

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 今季初勝利を目指したフウガドールは、17歳の行木詩心優選手や18歳の石井想一郎選手ら若手が積極的に仕掛け、ベテランの星翔太選手、星龍太選手も攻守で存在感を発揮。昨季15得点を挙げた丹羽脩人選手もセットプレーから好機をつくったが、ゴールは奪えなかった。

 押し気味の展開の中で先制されたが、後半の立ち上がりに根本佑選手がボールを奪い、そのまま持ち込んで左足で冷静に決めて同点に。今季ホーム初ゴールに会場は大きな歓声に包まれた。

 その後も互いに譲らない展開が続いたが、終盤に勝ち越し点を許し、反撃も及ばなかった。入場者数は1469人。スタンドからの声援は選手たちの背中を押し続けた。

 試合後、岡山孝介監督は「いい雰囲気をつくってもらった中で勝てず、責任を感じている」と話し、キャプテンの諸江剣語選手も「1500人近い観衆に感極まる思いがあった。応えたかった」と悔しさをにじませた。

 根本選手は「後半の早い時間に1点取れたのは大きかった。皆さんの前でプレーできるのは特別なこと。勝ちたかった」と振り返る。石井選手は「本当に悔しい。もっとシュートを打たなければ」と唇をかみながらも、「小学生の頃からこのクラブにいて、外から見てきた舞台にようやく立てた。中から見る景色は本当にいい。続けていくためには、自分たちが良いプレーをしていかないと」と意気込みをを新たにする。

 次のホームゲームは6月21日、ひがしんアリーナに「ボルクバレット北九州」を迎える。

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