
芝生の上でくつろぎながら映画を鑑賞できるイベント「すみだパークシネマフェスティバル」が、10月11日~13日の3連休、隅田公園(墨田区向島1)で開催される。
同フェスは2019(平成31)年に始まり、今年で5周年を迎える。2022年は約5,000人、2023年は約1万人、2024年は約2万人が来場するなど、年々来場者が増加。秋の隅田公園に多くの人が集まる恒例イベントとして定着している。
会期中は各日2作品ずつ、日ごとにテーマの異なる映画を上映する。上映作品は「すみだパークシネマフェスティバル」公式インスタグラムやツイッターで順次発表される。
日中の会場では、音楽やダンスのパフォーマンスが行われるほか、40を超える飲食ブースが出店。映画だけでなく多彩なエンタメやグルメを楽しむことができる。
今年は新たな取り組みとして、子ども向け体験企画「ハロカルホリデー」との連携も実施。会場内に子どもたちや家族連れでもが楽しめる体験エリアを設置する。「まちと共に歩む映画祭」をテーマに、8月と9月には区内施設を会場にした連動企画「まちなか上映会」も開催する。
実行委員長の細田侑さんは「毎年多くの方から『楽しかった』という声をいただき、やりがいを感じている。今年もみんなが楽しめる場を目指して準備を進めている」と話す。
細田さんは「会場運営を支えるボランティアキャストからは『参加して本当によかった』『次も参加したい』といった声が多く寄せられている。今年の開催に向けた説明会も順次行う予定で、多くの方と一緒にこの楽しいイベントを作っていきたい」とも。