ものづくり体験フェス「継創（ツギヅクリ）フェス2025」が11月2日、隅田公園（墨田区向島1）そよ風ひろばで始まった。

金属削り出しスマートポールを製作する石井精工のブース

　工場や工房などの「家業」を持つ若手後継者グループ「継創」が主催する秋恒例の体験イベント。初日は朝から多くの親子連れが訪れ、金属や木工、ガラス細工など、職人と一緒にものづくりを体験した。子どもたちが自由に創作できる「あそび大学」ブースも登場し、順番待ちができるなど人気を集めていた。

　会場には、金属削り出しスマートポールを製作する「石井精工」や、ミニびょうぶ作り体験の「片岡屏風店」、ダンボール工作を行う「五十嵐製箱」など地域の企業が出展。舗装広場には白いテントが並び、テーブルやベンチで作品づくりに取り組む親子の姿が目立った。

　飲食ブースでは、地元飲食店によるグルメ販売も行われ、つぼ焼き芋やクラフトビールを手にした来場者でにぎわった。

　開催時間は10時～16時。入場無料（雨天中止）。11月3日まで。