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東武伊勢崎線「とうきょうスカイツリー駅」で下りホームが移転 東口も開設

供用を開始した東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・「とうきょうスカイツリー駅」の下りホーム(写真提供=東武鉄道)

供用を開始した東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・「とうきょうスカイツリー駅」の下りホーム(写真提供=東武鉄道)

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 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の高架化工事に伴う切り替えが12月7日に行われ、「とうきょうスカイツリー駅」の新しい下り(北千住・久喜方面)ホームと東口が供用を始めた。6日深夜の最終列車運行後に切り替え作業が行われ、7日の初列車から新しい動線に移行した。

供用を開始したとうきょうスカイツリー東口。押上駅前ロータリーへのアクセスが便利になる

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 日曜日の朝には家族連れや観光客、鉄道ファンが訪れ、関係者が新しい導線を案内する姿が見られた。利用者からは「分かりやすくなった」「押上駅前のロータリー側に出やすい」などの声が聞かれ、案内サインを撮影する人の姿もあった。

 今回供用が始まった下りホームは、工事の途中段階であり、幅や構造は最終形ではない。上下線の高架化は既に完了しているが、工事は今後も続き、最終的に線路がホームを挟む形の島式ホームになる予定。今回の切り替えはその途中段階にあたる。

 1階コンコースでは、新たに開設された東口の改札が稼働を始めた。新東口は押上駅前のロータリー側に直接出られる位置にあり、地上での移動が少なくなる導線に切り替わった。これまで使われてきた旧駅舎(旧東口側)は同日の切り替えに合わせて閉鎖され、西口は引き続き利用できる。

 駅周辺では工事用の仮囲いが残るが、今回の切り替えにより、高架化工事は一つの節目を迎えた。午前中は新ホームへ移動する利用者が案内図を確認する姿が目立ち、関係者が「改札口が変わっています」と声をかけながら動線案内を続けていた。

 東武鉄道では、今後も高架化事業に伴う設備整備を段階的に進める。

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