墨田区内の6会場で2月3日から、新日本フィルハーモニー交響楽団が「子どものためのすみだ音楽プロジェクト」を開催する。

　すみだトリフォニーホール（墨田区錦糸1）を本拠地とする同楽団。同プロジェクト「はじめての音楽会」では、コンサートホールで落ち着いて座席に座れない小さな子どもに、いつもの場所でリラックスして生の演奏を1時間程度楽しんでもらい、クラシックの演奏会へ足を運ぶためのファーストステップにするのがねらい。

　初日は「文花子育てひろば」（文花1）を会場にコントラバスとマリンバ、パーカッションによる演奏を実施（10時30分～11時30分）。7日には「すみだパークギャラリーささや」（横川1）にバイオリン2台とビオラ、チェロから成る弦楽四重奏が出演（11時～12時）。13日には「曳舟文化センター・レクリエーションホール」を会場にバイオリンとコントラバス、ピアノ（10時30分～11時30分）、17日には「両国子育てひろば」（横網1）を会場にフルートとオーボエ、クラリネット、ファゴット（10時30分～11時30分）、23日には「八広地域プラザ（（吾嬬の里））多目的ホール」（八広4）を会場にバイオリン2台とビオラ、チェロ、ピアノから成るピアノ五重奏（10時30分～11時30分）がそれぞれ出演する。

　いずれも入場無料で事前予約不要（0歳児から入場可能）。20日の「すみだトリフォニーホール 小ホール」を会場に3人のパーカッション奏者が出演するステージは定員に達したために受け付けを終了した。

　14日には大ホールでコントラバス奏者の村松裕子さん、バイオリン奏者の佐々木絵理子さんと砂畑佳江さんらがファシリテーターを務める「音楽作りワークショップ（音楽のヒミツをさぐる）」（10時30分～12時）を開く。メールで申し込む。