墨田区曳舟の私設図書館「LE PETIT PARISIEN（ル・プティ・パリジャン）」の10周年を記念したプロレスイベント「大日本プロレスがやってくる！　ふれ愛マッチ」が7月12日、堅川親水公園（墨田区江東橋2）で行われる。主催は同店と大日本プロレス。

大日本プロレスの試合の様子

　同店は2014（平成26）年にオープンした書斎型図書館。読書や創作の場として地域住民が集うサロンのような空間を提供してきた。今回のイベントでは、プロレスという非日常の要素を通じて地域に新しい風を吹き込みたいという店主・石川順一さんの思いを込める。

　試合を行うのは、横浜を拠点に活動する「大日本プロレス」。年間150大会以上を全国で開催し、福祉活動やチャリティーにも積極的に取り組む団体で、両国国技館での大会開催など、墨田区とも縁が深い。

　当日は13時に開場。「ちびっこプロレス体験」、落語家・柳家小もんさんによる「リングde落語」などのステージを展開した後、14時から本格的な試合を行う。会場にはグッズ販売スペースを設けるほか、洋風居酒屋「ハングリー」がドリンク提供も行う。

　石川さんは「店を始めて10年。カフェから飛び出して、街で何か面白いことをやりたいとずっと思っていた。プロレスはその一つの答えかもしれない」と話す。「プロレスをきっかけに、子どもも大人も交われる場になれば」と期待を込める。

　開催時間は13時～16時。入場料は、当日＝3,500円、前売り＝3,000円、学生＝2,500円。小学生以下無料。