
「すみだ食育フェス2025」の展示・体験イベントが6月18日、墨田区役所1階アトリウムで始まった。
同フェスは、毎年6月の「食育月間」、毎月19日の「食育の日」に合わせて、2008(平成20)年度に始まった墨田区主催の食育啓発イベント。「食育でみんながつくる笑顔の環」をテーマに、食を通じた健康づくりや環境への配慮、地域連携を目的として行っている。
アトリウムには、血管年齢測定や野菜摂取度測定の体験ブースが並び、リーフレットの配布や展示パネルを通じて、日常生活に役立つ知識を楽しく学べる場となっている。
期間中、すみだリバーサイドホールやすみだ保健子育て総合センター、千葉大学墨田サテライトキャンパスなど区内各所で講演会やワークショップも行う。魚の解体とアニサキスキーホルダー作り、屋上の巣箱から蜂蜜を搾る親子体験、北海道芽室町とつないだ酪農オンラインツアーなど、子どもから大人まで楽しめるコンテンツを提供する。
初日の会場では、来場者が指先や手のひらをセンサーにかざして自身の健康状態をチェックする姿が見られた。
開催時間は9時~16時(血管年齢測定は10時30分~)。参加無料。今月22日まで。