
地域福祉やボランティア活動をテーマにしたイベント「すみだ地域福祉・ボランティアフォーラム」が7月5日、すみだリバーサイドホール(墨田区吾妻橋1)で開催される。すみだボランティアセンターの開設40周年を記念した式典も合同で行われる。
墨田区の地域福祉計画に基づき2011(平成23)年度に始まり、今年で14回目を迎える同フォーラム。地域の福祉関係者や関心のある市民が集い、情報交換や課題解決のヒントを共有する場として開催してきた。今回は「リアルなつながり 地域貢献で出会える新たな自分 ~誰かのためが自分のために~」をテーマに掲げる。
40周年を迎えるすみだボランティアセンター(東向島2)は1985(昭和60)年7月1日に開設され、地域におけるボランティア活動の支援・相談・コーディネートを担ってきた拠点。学校や福祉施設、町会などとの連携を図りながら、多様な市民参加の場をつくり続けている。
当日は、「地域に踏み出すパラレルキャリアという考え方」と題した講演のほか、「ボランティアを通じて得たものをみんなでシェアしよう」「自分の好きなことってボランティアにどう生かせる?」の2つのテーマでグループディスカッションを予定している。
すみだボランティアセンターの杉山延之さんは「地域福祉に関心がある方や、これから一歩を踏み出したい方など、どなたでも参加できる。働き方や社会との関わりを考えるきっかけになれば」と話す。
開催時間は13時~16時30分。参加無料。申し込み方法は同区サイトで確認できる。締め切りは6月30日。