東武鉄道は2012年5月の東京スカイツリータウンのグランドオープンに先行して、来年3月のダイヤ改正で「とうきょうスカイツリー(現・業平橋)駅」に特急列車を停車させると発表した。
停車するのは、上がりは全ての特急列車、計45本(「スペーシア」20本、「りょうもう」24本、「しもつけ」1本、JR相互直通列車は除く)。下りは浅草発、鬼怒川温泉行きの「スペーシア」計4本。これにより観光地である日光・鬼怒川地区からの集客を狙う。
同駅は1902(明治35)年に「吾妻橋」として開業。1910(明治43)年に「浅草」と改称し、1931(昭和6)年に現浅草駅の開業からは今日まで「業平橋」として親しまれてきた歴史がある。現在、来年3月の改称に向けて、乗降階段の増設や駅コンコースの拡張など、東京スカイツリーへの玄関駅としての整備が進められている。