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錦糸町で「すみだ銭湯・サウナフェス」 支配人トークや熱波体験も

「子ども熱波師体験」は12歳未満の子ども向けに企画された

「子ども熱波師体験」は12歳未満の子ども向けに企画された

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 温浴文化をテーマにしたイベント「すみだ銭湯・サウナフェス(SSS2025)」が10月11日、錦糸町の東京楽天地ビル(墨田区江東橋4)で開かれた。区内の温浴施設や企業、クリエーターが参加し、世代を超えて銭湯とサウナの魅力を発信した。

サウナ好き芸人のマグ万平さんと文筆家の岩田リョウコさんが登壇した

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 午前中は、12歳未満の子ども向けの「子ども熱波師体験」「じゃんけん大会」を実施。いずれも各回満員となり、参加した子どもたちは熱波体験を楽しんだ。じゃんけん大会では、東京楽天地グループ公式キャラクター「らくてんちょー」のぬいぐるみ10体を用意。講師はサウナ好き芸人のマグ万平さんと、楽天地スパの北田哲也さんが務めた。

 午後はトークイベントを中心に行った。「ワールドワイドなサウナトーク」では、マグ万平さんと文筆家の岩田リョウコさんが登壇し、国内外のサウナカルチャーや地域との関わり方を紹介。「サウナを通じたまちづくり」をテーマに多様な視点から意見を交わした。

 「銭湯&サウナグッズトーク」では、区内ものづくり企業が登壇。久米繊維工業の久米信行さん、キップスの田中康雄さん、サウナグッズ研究室のポニョリオンさんが、職人技や素材へのこだわりを語った。

 「錦糸町温浴施設支配人トーク」では、北田哲也さん(楽天地スパ)、吉田支配人(スパ&カプセル ニューウィング)、荒木翔江さん(リアルサウナ錦糸町)、新保朋子さん(黄金湯)が登壇。「敵対せず、互いの良さで錦糸町の温浴を盛り上げたい」などの考えが披露された。

 会場ではマーケットエリアも展開。久米繊維工業、松山油脂、アトリエ創藝館、大石メリヤス、黄金湯、ニューウィング、楽天地スパなどが出店し、来場者は銭湯やサウナ関連のアイテムを手に取っていた。

  実行委員で黄金湯店主の新保朋子さんは「あいにくの天気だったが想像以上に多くの方が来てくださり、本当にうれしかった。温浴をきっかけに人と人がつながる場として、地域の魅力を感じた。今後も内容をブラッシュアップしながら続けていきたい」と話す。

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