食べる 見る・遊ぶ

15年目の「すみだジャズ」開幕へ 音楽と食の祭典、スカイツリーも会場に

昨年の錦糸公園会場のライブの様子(画像提供=すみだストリートジャズフェスティバル)

昨年の錦糸公園会場のライブの様子(画像提供=すみだストリートジャズフェスティバル)

  • 0

  •  

 15周年を迎える「すみだストリートジャズフェスティバル2025」が10月18日・19日、錦糸公園(墨田区錦糸4)、すみだトリフォニーホール(錦糸1)をはじめ、区内30会場で開かれる。

オクトーバーフェストの会場「錦糸公園・ふれあい広場」

[広告]

 18日の錦糸公園やおきんステージには「jaja」「JABBERLOOP」、中村中さんらが出演。翌19日は「Ricky With FSP」「竜馬四重奏」「KYOTO JAZZ SEXTET」などが登場し、トリは「Dream Session for FUTURE」が務める。

 すみだトリフォニーホール(小ホール)では特別プログラムを上演。18日は「東京最前線」「Hong soon Dal Band」「新日本フィル弦楽四重奏」「荒川サピエンス」らが出演し、19日は「Katsu」、岡野勇仁さん、「菊池ひみこトリオ」などがスタンウェイピアノを軸に演奏を披露する。11時から夜までリレー形式でステージが続く。

 今年は、東京スカイツリータウン(押上1)も会場に加わる。ハナミ坂ひろばステージでは、メキシコ出身のシンガー・ナタリアDさんをはじめ、多彩なアーティストが登場し、観光客も立ち寄れる開放的なライブ空間を演出する。

 隅田公園(向島1)そよ風ひろばでは両日、「カリブ・ラテンアメリカストリート de すみだジャズ 2025」を開催。カリブやラテンアメリカの音楽と食をテーマにした国際交流イベントで、サルサレッスンやDJ、ナタリアDさんらが出演するほか、ラテンサムライ、ソニックストウキョウ、マカラフィンさんらが登場。トロピカルやソカ、レゲトンなど多彩なジャンルの音楽が流れ、19店のフードブースや中南米雑貨を販売するブースが並ぶ。

 錦糸公園では19日15時から15周年記念の「カラフルパレード」を行う。仮装で参加するハロウィーンパレード、通常の倍速で踊る盆踊り、子どもみこしの3本立てで展開。終了後には、東京スカイツリーを背景に記念撮影の時間も設ける。

 飲食エリアも拡大し、昨年も人気だった「すみだワンコインオクトーバーフェスト」には秩父麦酒、ベアードビール、BATHE YOTSUME BREWERY、麦酒倶楽部ポパイ・ビアクラブなど全国13ブルワリーが集結。クラフトビールは500円均一で提供し、「Twin Peaks Mountain Brewing」「ペコラビール」などの新規出店もある。

 「すみだジビエフェスティバル」では鹿やイノシシ、馬肉、クジラ、養殖ヤマメを使った料理を提供。皮革産業の地場性とも結びつけ、野生鳥獣の食資源活用をテーマにした飲食ブースが並ぶ。

 環境面では、地元企業「アサヒユウアス」協力の下、オリジナルリユースカップを導入。すみだジャズTシャツの規格外在庫を活用したリユースコースターも販売し、来場者が参加できるワークショップも開く。

 15周年企画として各会場のステージ転換時間に「お楽しみ抽選会」を実施。やおきん「うまい棒」、松山油脂「マザーソープラベンダー」などが当たる。錦糸公園やトリフォニーホール小ホール、大横川親水公園など区内5カ所で行い、ステージ転換時のアナウンスを合図に抽選が始まる。

 実行委員長の多賀健太郎さんは「墨田区で15年を続けてきたすみだジャズ。受け入れていただき、応援を頂いている地域に感謝しながら地域の魅力を音楽の力で拡散していきたい。特別な2日間を大いに楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は、18日=10時~21時、19日=10時~20時。入場無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース