東京スカイツリータウン(墨田区押上1)4階スカイアリーナで12月29日、全国の名物を集めた「東京ソラマチ 全国うまいもの仲見世祭り」が始まった。屋外の特設会場には飲食ブースと縁日コーナーを設け、家族連れや観光客でにぎわいを見せている。
同イベントは今回が初開催。京都発の「別格のカレーパン」や、信州小川村のおやき、黒豚肉まん、小布施の栗おこわ、富士宮焼きそば、北見塩焼きそばのほか、鍋焼きうどんやカレーうどん、豚の角煮、つくね串、静岡おでん、豚汁など、温かいメニューが並ぶ。スイーツでは、抹茶のバスクチーズケーキや和菓子チュロス、ぜんざい・おしるこなどを用意した。甘酒やコーヒー、ビールやハイボールなどドリンクも充実し、幅広い世代が楽しめる内容としている。
会場中央には、ちょうちんや和傘で彩った飲食スペースを設けた。赤い布を掛けた座席と大型ストーブを配置し、寒さを気にせず食事ができるよう工夫した。テントには透明シートを張り、ベビーカー連れでも利用しやすい導線とした。
ピンボール、射的、わなげが楽しめる縁日コーナーも展開する。射的銃を構える子どもを保護者が見守る姿や、景品を手に笑顔を見せる様子が見られ、正月らしいにぎわいを演出している。
初日から各店に行列ができ、うどんブースでは注文を待つ長い列が伸びた。会場内の大型ビジョンではイベントの告知映像が映し出され、写真撮影を楽しむ来場者の姿もあった。
開催時間は11時~21時。入場無料。1月12日まで。