東京スカイツリータウンで11月15日、開業後初めてのクリスマスイベントが始まった。
初日の18時からは4階「スカイアリーナ」で、公式キャラクターの「ソラカラちゃん」「スコブルブル」「テッペンペン」を迎えて「ライティングセレモニー」を開催。「ソラカラちゃん」の合図で参加者300人が一斉にハンドベルを鳴らすと、1回目でソラマチひろばの「J:COMスペシャルクリスマスツリー」とソラマチイーストヤード・エントランスのイルミネーションが点灯。2回目でハナミ坂とソラミ坂のLED「光階段」やスカイツリー4階正面エントランスと展望台の照明などが、3回目でもみの木をイメージしたスカイツリーがシャンパンゴールドの光で全点灯。ゴスペル隊もステージに登場して「Santa Claus Is Coming to Town」など3曲を歌い上げ盛り上げた。
スカイツリー館内の装飾も「世界一のクリスマスツリーからのおくりもの」をテーマにした「Tokyo Skytree Dream Christmas 2012」で演出。4階正面エントランスは大きなギフトボックスから顔をのぞかせた「ソラカラちゃん」が印象的なオブジェとLEDライトをちりばめた装飾で来館者を出迎える。
3層から成る地上350メートルの天望デッキの柱は、「フロア350」=おもちゃのクリスマス(ソラカラちゃん)、「フロア345」=お菓子のクリスマス(スコブルブル)、「フロア340」=おしゃれなクリスマス(テッペンペン)と、それぞれのキャラクターが欲しがっているプレゼントをモチーフにしたイラストで装飾。窓際には多くのギフトを置き、窓ガラス面にはスカイツリーから伸びる枝葉にかかるオーナメントをイメージした装飾で演出した。
地上450メートルの天望回廊「フロア450」の最高到着地点「ソラカラポイント」には、LEDに彩られたプレゼントボックスのクリスマスツリーを設置し、記念撮影する人でにぎわいを見せている。スクリーンに映し出された画像に手をかざすとキャラクターたちがさまざまな動きを見せる「マジカルタワースクリーン」のクリスマスバージョンも登場した。
5階到着フロア内の「ソラカラ・ルーム」にも、生まれ故郷の「とんがり星」にあるクリスマスツリーをイメージした星形のオブジェを設置し、「ソラカラちゃん」人形と一緒に撮れる人気の撮影ポイントになっている。
今月17日からは、クリスマスコスチュームの「ソラカラちゃん」によるグリーティングなども実施。12月下旬にはフィンランドから公認サンタクロースも参加して、キャラクターたちとミニパレード&ショーなども予定されている。
「光階段」などスカイツリータウン内各所でのイルミネーション装飾は来年1月31日まで続ける。