墨田区を舞台に「働く人が主役の働き方」を描いたドキュメンタリー映画「ワーカーズ」が6月22日、曳舟文化センター(墨田区京島1)で上映される。
同作品は、働く人々や市民がみんなで出資して民主的に経営し、責任を分かち合って人と地域に役立つ仕事を起こす「日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会」理事長の永戸祐三さんが企画・原案。墨田区立文花中学校夜間学級の授業風景を撮った記録映画「こんばんは」(2004年)でキネマ旬報ベストテン文化映画部門1位に輝いた森康行さんが監督を務め、同組合が運営する「八広はなみずき児童館」や「立花児童館」、「いきいきプラザ」らとそこで働く人々などを描く。
今年の2~3月にかけて「ポレポレ東中野」(中野区)で上映されてロングランとなり、その後も全国各地の自主上映会を巡回している同作品。「地元でぜひ上映してほしい」という呼び掛けに応えて一日限りの上映会が実現したという。
上映開始は10時、14時、18時。第1回上映の前にはギターデュオ「同心円」のミニライブ、第2回の上映前と第3回の上映後にはトークイベントも予定する。
料金は1,000円。前売り券の取扱店はホームページで確認できる。