墨田区の5つのエリアで6月29日・30日、食べ飲み歩きイベント「すみだバルウォーク」が開かれる。

　複数のバルを飲み歩きして楽しむスペインの文化に倣い、気になる店をはしごして「お気に入り」を見つけ、「まち歩き」を通して同エリアの魅力再発見につながることを狙った同イベント。開催は今回が3回目。昨年6月に錦糸町駅周辺で始まり、前回（11月）から「東京スカイツリータウン」の玄関口である押上駅周辺まで対象地域を拡大。今回は吾妻橋エリアと両国エリアも新たに加わり、参加店も過去最大の72店に増えた。

　参加者は5枚つづりのチケット（前売り＝3，500円、当日＝4,000円）を購入。チケット1枚につき、店の自慢料理1品とドリンク1品などを楽しめる。追加注文の支払いは現金のみ。1店につき1人1枚が原則だが、5枚つづりのチケットを複数の人数で利用することも可能。使いきれなかった分は7月1日～8日に行われる「あとバル」対象店で700円分の割引チケットとして利用できる。

　参加店は飲食店に加え、土産物店から体験教室などもある。吾妻橋エリアではつくだ煮店「海老屋総本舗」（吾妻橋1）など6店。押上エリアでは「天然温泉 大黒湯」（横川3）など18店。錦糸町北エリアでは「オステリア イル チェルカトーレ」（錦糸3）など27店。両国エリアでは駄菓子屋「本所かえる本舗」（亀沢1）など7店。錦糸町南エリアでは「ニューハーフパブ シンデレラのおばけやしき」（江東橋4）など14店。

　前売りチケットは前日の28日まで、参加店と「東京アート印刷所」（太平2）内にある事務局で販売。当日券は10時～14時と17時～19時に錦糸町北口「アルカイースト」（錦糸3）前の受付で販売する。参加店の情報はスマートフォンやパソコンで確認できるほか、フェイスブックページにも随時アップされ、当日の混雑状況もタイムラインで知らせる。