「すみだ産業会館・サンライズホール」(墨田区江東橋3)で9月8日、日本各地の酒蔵と墨田区がコラボするイベント「すみだ日本の技と酒めぐり」が開かれる。
1950年代半ばに墨田区内で日本のTシャツ製造の先駆けとなる「国産アウターTシャツ」を開発して生産を始め、近年はオリジナルTシャツを使ったさまざまなプロジェクトやイベントに参加協力する「久米繊維工業」(太平3)が日本酒をテーマにしたTシャツのプロデュースを手掛けたことがきっかけで昨年始まった同イベント。会場には昨年の34蔵を上回る53の蔵元が「日本酒ブース」に出店し、試飲コーナーを設ける。
「墨田ブース」には37の地元企業が集結し、名店の「味」や町工場と職人による伝統工芸の「技」、150種を超える酒蔵や老舗企業のTシャツ展示などの「アート」を披露し、すみだが誇る「ものづくり」をアピール。「東北ブース」や「離島ブース」、「日本イラストレーション協会」によるワークショップも加わって会場を盛り上げる。
開催時間は12時~14時、15時~17時の2部制。参加費はそれぞれ1,500円。前売りチケットはイープラスで販売している。収益の一部は地域支援団体を通じて被災地に寄付される。
前夜には区内の飲食店を舞台に、それぞれが28の蔵元とコラボレーションしたイベントも開催。こちらは定員制で専用フォームから申し込みを受け付ける。岩手県北上市の「喜久盛酒造」と居酒屋「のみくい処 かどや」(向島5)のコラボなど、既に満席のものもいくつか出始めているという。
詳細はホームページで確認できる。