JR錦糸町駅南口から続くピア錦糸町商店街に11月13日、肉バル「ヒレ肉の宝山」(墨田区江東橋3、TEL 03‐5600-8864)がオープンした。
経営は池袋などにラーメン事業として「東京豚骨拉麺 ばんから」「味噌屋せいべえ」を展開する「花研」(豊島区)。焼き肉事業としては新宿歌舞伎町などの「ホルモンはなけん」に続く新業態だ。
席数は42席。ヒレ肉を中心とした赤身肉に特化し、1頭の牛からほんのわずかしかとれない「シャトーブリアン」などの希少部位もそろえ、リーズナブルなバル・スタイルで提供する。
主なメニューは、イチボ、ランプ(以上980円)上ヒレ(1,200円)、特撰(とくせん)ヒレ(2,980円)、特撰ヒレシャトーブリアン(3,980円)、焼きしゃぶブリスケ(1,500円)、焼きしゃぶサーロイン(1,800円)、赤身肉の盛り合わせ(2,500円)、肩赤身の盛り合わせ(2,300円)など。産地直送野菜のサラダやチーズの盛り合わせなどのサイドメニューから、食事はガーリックライスや明太子(めんたいこ)ごはん、酒類は赤ワインからシャンパン、プレミアム焼酎までそろえる。
A5ランクの特撰和牛を中心にしたメニューにはない生肉を店内で解体しながら競りを行う「ミートオークション」を毎日20時ごろに開催。オープン前に行われたレセプションでは、北海道足寄産の黒部和種の赤身が、「かぶり」2個、「サイコロステーキ」15個、「リブロース」2個にさばかれ、オークションにかけられた。競り落とされた肉はそのまま提供され、250グラムの「リブロース」を2,400円で口にした男性は「ほんのり甘くて、口の中でとろける柔らかさ」と感想を話した。
小幡土穂店長は「カルビでもホルモンでもなく、肉らしい肉をガッツリ食べたいという方はきっと満足できるはず。フルーツやデザートなど女性にうれしいメニューも充実しているので女子会などにも」と来店を呼び掛ける。
営業時間は16時~24時。