米国アカデミー賞公認でアジア最大級の国際短編映画祭である「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」が12月4日、来年の東京スカイツリー開業2周年に向けて製作する作品のエピソードが決定したと発表した。
同映画祭は今年、開業1周年を迎えた東京スカイツリーとコラボレーションし、特別ショートフィルム「TOKYO SKY STORY」(真壁幸紀監督)を製作。5月に原宿や表参道、横浜に加えてスカイツリータウン・ソラマチ5階「スペース634」を会場に初開催し、同作品を公開した。
第2弾となる作品は9月末までホームページでエピソードを募集したもので、200字以内にまとめたスカイツリーにまつわる物語が全国から517件集まったという。
審査の結果、採用作品は千葉県在住の松延晋さんの書いた「バラバラだった家族が、80歳を超えた田舎の母親のスカイツリー観光をきっかけに一つになった」というエピソードに決定。PVやCMディレクターとして活躍する中茎強さんが監督を務め、2014年5月に完成披露発表会を予定している。「日本のシンボルであるスカイツリーを舞台に、世界中の人々の心を温めることができるような作品になるよう、スタッフ一丸となって取り組む」と中茎監督。