東武鉄道は5月22日の東京スカイツリータウンの開業に合わせ、特急スペーシアの100系車両3編成ずつ計9編成を順次リニューアルする。その第1号列車が12月29日、営業運転を始めた。
今回デビューしたのは、東京スカイツリーのライティングデザイン「雅」の江戸紫をベースに、東武グループのロゴカラー「フューチャーブルー」のラインをあしらったもの。
車体側面のロゴマークも一新。「SPACIA」の「I」をスカイツリーの形にして、その横に同特急が結ぶ「浅草」「東京スカイツリータウン」「日光」を意味する3つの星をデザインした。
車内も、一般席はパステルカラーをアクセントとした華やかな雰囲気に、コンパートメントルーム(個室席)は高級感あふれる空間に改装。デッキ・ビュッフェ(3号車車内販売カウンター)では東京スカイツリーの公式キャラクター「ソラカラちゃん」の壁紙で旅の楽しさを演出した。
リニューアル記念として現在、スペーシア車内に設置する専用はがきで応募すると、スカイツリー第1展望台の入場引換券が付いた「下町散策クーポン(予定)」や日光・鬼怒川地区のホテル宿泊券が抽選で当たるキャンペーンを1月31日まで実施している。
リニューアル車両は今後、東京スカイツリーのライティングデザイン「粋」の淡いブルー基調とした3編成、日光・鬼怒川方面の観光列車の象徴であるサニーコーラルオレンジを基調とした3編成が登場する予定。