東京スカイツリーの目の前、浅草通りに7月11日、かき氷専門店「Csa氷日和(こおりびより)」(墨田区業平1)がオープンした。
メニューは「いちごミルク」「マンゴーミルク」など7種のかき氷のみ。「ラーメンに匹敵する日本の味なのに専門店が無いのが不思議。夏になるとかき氷を食べたくなるのに、専門店が無いなら自分たちで作ってしまおう」と「需要があるのに供給が少ない」かき氷の専門店を開いた。
氷は日本の名水百選にも選ばれている八ヶ岳の天然氷を使用。シロップは甘みだけでは飽きるからと、イチゴなら酸味を、抹茶なら渋味を生かし作っている。
特にイチゴは煮込んだ後、1日寝かせ味を落ち着かせているという。材料だけでなく、作り方にも工夫を凝らす。かき氷の山の中までおいしく食べられるように、氷を削ってはシロップをかけるという行為を繰り返し器の倍以上の高さにして、「最後までおいしくかき氷を楽しめる」ようにする。
冬はかき氷のほか、コーヒーやフレンチトーストの提供を予定している。「日本の夏の風物詩であるかき氷で下町を盛り上げていきたい」と店主。
営業時間は11時~19時。