東武鉄道は3月26日、東京スカイツリータウンの商業施設「東京ソラマチ」の全出店ラインアップを発表した。
全長約120メートルの通路に食品、雑貨、カフェなどが並ぶ「ソラマチ商店街」イメージ。
「新・下町流」をコンセプトに、ファッションや雑貨、グローサリー、スイーツ、レストラン、カフェなど専門店を中心に都内最大級の312店舗で構成。東京スカイツリーの足元で、新しい下町の魅力を感じる商業施設を目指す。
オフィス施設「東京スカイツリーイーストタワー」1階から約120メートルにわたって通路両側に並ぶ35店舗は、懐かしくて新しい江戸情緒を感じさせる「ソラマチ商店街」。ギフトをテーマにカフェスペースも併設した新業態「サマンサタバサ アニバーサリー」や「HAL YAMASHITA 東京」の山下春幸シェフが手掛けるファミリーレストラン「TOP TABLE」などが出店する。
とうきょうスカイツリー駅に隣接する道路に面した商業エリアは「St.ストリート」。「ムーミンハウスカフェ」「東京ばな奈ツリー」では新作スイーツを用意する。
2階~3階に広がるファッションゾーンは75店舗で構成。ギフト雑貨の「マダム エ ロペ ル マガザン」や北欧デザインの「エブリデイバイコレックス」、都内初出店の「URBAN RESEARCH Store」、初のコーヒーショップ併設店を含む「ユナイテッドアローズ」の3ストアブランドなどが集まる。「キルフェボン」「ビームス」が提案するオリジナル雑貨とフローズンヨーグルト&ソフトクリームの「レムソンズ」など、新業態スイーツ店の出店もある。
2階には生鮮食品から和洋総菜、和洋菓子を扱う「フードマルシェ」も展開。総菜と湯葉の新業態「宇豆基野(うずきの)」やSC初出店の「錦糸町 魚寅」、都内初出店となる那須の「チーズガーデン」などが軒を連ねる。新コンセプトの「東京下町シュークリーム スイーツオーブン」やフランス焼き菓子の「eponge(エポンジュ)」など、手土産用の限定スイーツもそろえる。吹き抜けの3階にはテラスをイメージした客席で食事が楽しめる「フードコート ソラマチタベテラス」も設ける。
4階はスーベニア・キャラクターゾーンとして「東武百貨店」の厳選ショップや、東武鉄道がプロデュースするお土産スイーツ5ブランドを扱う「ソラマチ売店」など48店舗が出店。ベアブリックの「MEDICOM TOY」や物販コーナー併設の「100%ChocolateCafe.」の新業態などがそろう。
5階は企業の情報発信スペース。墨田区の魅力をPRする「産業観光プラザ すみだ まち処」も開設される。
6階~7階はカジュアルな29店舗から成る「ソラマチダイニング」。北海道の「回転寿し トリトン」と香川の「うどん本陣 山田家」は共に都内・SC初出店。つけ麺の「六厘舎 TOKYO」と人形町「玉ひで」の姉妹店「たまひで いちの」もSC初出店となる。新業態は「世界のビール博物館」「江戸 東京 寿し常」など。
イーストタワーの30階・31階は「ソラマチダイニング スカイツリービュー」。高さ150メートル地点から東京スカイツリーを正面に望むカジュアルフレンチ「TOP of TREE」や、音楽プロデューサー小林武史さんが率いるap bank / kurkkuが立ち上げたプロジェクトを実践するイタリアン「LA SORA SEED -Food Relation RISTORANTE-」、アサヒビールが手掛ける「BEER&PUB SUPER"DRY"」など11店舗。
営業時間は、物販=10時~21時、レストラン=11時~23時を予定。