
墨田区の文化や音楽、食、ものづくりなどを多角的に紹介するイベント「春のそよかぜつながるフェス2025」が3月15日から、隅田公園(墨田区向島1)そよ風広場で開催される。
同イベントは、桜の花見時期に隅田公園で開催される墨田区の春の風物詩。期間中、職人の技に触れる機会に加え、区内のキッチンカーが並ぶフードエリアや、音楽、パフォーマンスなど多彩なイベントを繰り広げる。ジャズライブや和太鼓演奏、さくら歩きツアーなど、地域の特色を生かしたプログラムを予定する。同時期には隅田川沿いで「墨堤さくらまつり」も行われ、隅田公園周辺が春のにぎわいに包まれる。
今年は3月15日・16日の「すみだ3M運動 春うららそよかぜマーケット」を皮切りに、20日は「Sumida Robot Day」、22日・23日は「すみだストリートジャズフェスティバル 音楽ライブイベント」を行う。29日・30日には「すみだNPOフェスティバル」と「さくら歩きツアー」、4月5日・6日には「太陽のカーニバル」、6日には「墨田区太鼓連盟 和太鼓演奏」が披露され、12日・13日には「春の味わいフェス~酒と料理の祭典~」を行う。
フェスの幕開けを飾るのは、15日・16日に開かれる「すみだ3M運動 春うららそよかぜマーケット」。墨田区の職人や作り手が集い、ワークショップや展示・販売を通じて、ものづくりの魅力を伝える。すみだ3M運動は、墨田区の産業をPRし、職人の技術を次世代につなぐ活動。
会場には、伝統工芸から革製品、ガラス工芸まで、多様なジャンルの職人が集結。片岡屏風(びょうぶ)店や大関鞄(かばん)工房、HIS-FACTORY、ちいさな硝子(ガラス)の本の博物館など、区内を代表する工房が出店する。ワークショップでは、オリジナルアイテムの制作体験ができ、職人の技術に触れながら、自分だけの作品を持ち帰ることができる。
春うららそよかぜマーケットの開催時間は11時~16時。入場無料。4月13日まで。