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すみだ水族館で「世界ペンギンの日」イベント初開催 撮影ワークショップも

すみだ水族館のペンギン飼育スタッフ・高嶋悠加里さん

すみだ水族館のペンギン飼育スタッフ・高嶋悠加里さん

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 「世界ペンギンの日」にちなんだ一日限定イベント「The Penguin Passion Party!」が4月25日、すみだ水族館(墨田区押上1)で開催される。

きた写真家・篠田岬輝さん撮影のペンギン

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 「世界ペンギンの日」は、繁殖期を終えたアデリーペンギンが毎年同時期に南極のアメリカ基地に姿を現すことから制定された記念日。ペンギンの保護や環境問題への意識を高める日として、世界中に広がりつつある。

 今回のイベントでは、野生のペンギンを世界各地で撮影してきた写真家・篠田岬輝(こうき)さんと、すみだ水族館のペンギン飼育スタッフ・高嶋悠加里(ゆかり)さんによるトークセッションを開催。アルゼンチンの繁殖地で撮影されたペンギン映像や写真を見ながら、生態や現地での体験談などを語り合う。

 篠田さんによる撮影レクチャー付きの写真ワークショップや、ディズニー&マーベルスタジオ公認アーティスト、カズ・オオモリさんが手がけたオリジナルTシャツのプレゼント企画、抽選によるサイン会も行う。

 Tシャツは、マゼランペンギンが水中を泳ぐ姿を描いた限定デザインで、イベント後には館内ショップでの限定販売(70着限定、6,900円)も予定している。

 トークセッションでは、水族館スタッフが制作した「マゼランペンギントリビア」映像も上映。「マゼランペンギンは寒い氷の場所にいない」「水中を飛ぶように泳ぐ」などの豆知識を交えて、ペンギンの知られざる魅力を紹介する。映像はイベント後に館内モニターや公式ユーチューブでも公開する。

 高嶋さんは同館開館時から勤務し、2024年にはアルゼンチンを訪問。公益社団法人「日本動物園水族館協会」によるマゼランペンギンの血統管理にも携わっている。篠田さんは慶応義塾大学卒業後、動物写真家に転身。南極やサバンナでの撮影活動で国際写真賞を多数受賞してきた。

 同館広報の山口亜矢子さんは「『世界ペンギンの日』にちなみ、ペンギンの力強さと魅力を再発見できる特別な一夜。ペンギンを愛する全ての人に濃密な時間を過ごしてほしい」と話す。

 開催時間は19時~20時30分。料金は1万2,000円(入館料、ドリンクチケット、Tシャツ含む)。定員20人。先着順。申し込みは特設ページで受け付ける。

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