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中和小で「ふるさとフェス」今年も開催へ 巨大迷路や民謡ライブも

ふるさとフェス実行委員会メンバー

ふるさとフェス実行委員会メンバー

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 開校151周年を迎える墨田区立中和小学校(墨田区菊川1)で9月23日、「ふるさとフェス」が行われる。

校庭では民謡ライブなどを行う

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 昨年は開校150周年を記念し、在校生や卒業生ら900人が参加。クライマックスでは、校舎に浮かび上がった「中和」の文字と校章を前に全員で校歌を斉唱し、会場が一体となった。今年も「中和地区のみんなで誕生日を祝う」ことをテーマに開催する。

 ふるさとフェス実行委員長の高木基裕さんは「もっと元気に、笑顔あふれる故郷にしたい。『中和のわ』を広げ、地域コミュニティの深化につながればうれしい。大げさだけど、この街に住んでいて良かったと思える機会にしたい」と話す。イベントは中和小学校PTAと中和小学校校友会が共催する。

 会場は体育館と校庭の2エリアに分け、体育館では巨大迷路、ドローンファイト、ゲーム、紙芝居ワークショップ、ヨーヨー釣り、レジンアクセサリーや缶バッチ作り、家電解体、牛乳パック万華鏡などの手づくり体験を展開。校庭ではマーチングバンド演奏、中和ダンスクラブの発表、民謡生ライブ盆踊り、お笑いライブなどを行う。

 飲食ブースでは、学校関係者によるポップコーンやくずバー、タイ風鳥角煮丼、ラムネなどを販売。中和地区近隣の飲食店、虎玲りや(立川3)やまつば屋心平(菊川2)も出店協力する。

 高木さんは企画の背景について「地価上昇やワンルーム乱立、民泊利用者の増加などで、ファミリーにやさしい街かどうか疑問を感じたことが発端。街の未来はみんなでデザインし、小さくても輪を広げていく中で仲間が集まり、助け合いや声かけが生まれる。そこに答えがある」と語る。「ふるさとフェス」は、顔の見える関係を築き、下町の風情を感じる地域づくりのきっかけにもなっているという。

 開催時間は15時~19時。体育館イベントは15時~18時ごろ、校庭イベントは16時~19時ごろ。雨天時は体育館イベントを17時まで行い、その後、校庭イベントを体育館に移して実施する。

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