見る・遊ぶ

墨田・京島のカフェで写真展「街」 下町の情景を8枚で表現

和田さんが撮影した京島の日常風景

和田さんが撮影した京島の日常風景

  • 0

  •  

 墨田区京島地区を撮影した写真展「街」が10月23日から、カフェ「Cafaほっぺ」(墨田区京島3)で開かれる。「すみだ向島EXPO 2025」の参加企画。撮影したのは墨田区在住の写真家・和田稔さん。

写真展のフライヤー

[広告]

 和田さんは2012(平成24)年にブログを開設したのをきっかけに写真活動を始め、2021年から写真家・榊智明さんに師事。ポートレートや料理、スナップなど幅広い撮影を行ってきた。これまで、2022年9月の「旧懐」、2023年2月の「熱源」、同年7月の「Re:Connect」など、湘南天狼院で個展を開催している。

 京島との出合いは2023年。偶然訪れた街並みに衝撃を受けたという。「戦中の空襲を逃れた長屋が残り、若いアーティストや海外の人々が地元の人たちと共に暮らしている。人と人の距離がとても近い」と話す。以来、カメラを片手に街を歩き、撮りためた中から「京島を象徴する8枚」を選び展示する。

 出力は地元の印刷会社に依頼し、ジークレー印刷による高精細なアートプリントを採用。会場も「大好きな京島の場所」として同店を選んだ。

 和田さんは「この街には、レトロな中にも21世紀の新しい共生の形がある。写真を通して京島の魅力を伝えたい」と話す。

 営業時間は11時~20時。要ワンオーダー。今月30日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース