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隅田公園で「すみだ・ザ・ベストテン」 昭和100年で歌謡曲熱唱

隅田公園で行われた「すみだ・ザ・ベストテン」

隅田公園で行われた「すみだ・ザ・ベストテン」

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 昭和の人気音楽番組をモチーフにしたイベント「すみだ・ザ・ベストテン」が12月19日、隅田公園で行われた。昭和元年(1926年)から数えて100年となる節目をテーマにした企画で、会場には昭和歌謡が響いた。

「完全無欠のロックンローラー」を披露した和田哲郎さん

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 同イベントは「第38回そよかぜつながるフェス 昭和100年のクリスマス」のコンテンツの一つとして企画。2026年は昭和元年(1926年)から数えて100年の節目に当たる。同イベントは、隅田公園で季節の恒例となってきたクリスマスイベントを「昭和100年」をテーマに再構成し、昭和・平成・令和の3世代がつながり、交流を深める機会として開催した。

 会場には、楽曲発表時に順位が切り替わる「パタパタ」や、出演者が登場する「銀扉」を再現したステージセットが設けられ、往年のテレビ音楽番組の演出を忠実に再現。赤絨毯が敷かれたステージで、出演者が昭和歌謡の名曲を次々と披露し、観客は手拍子を送ったり、口ずさんだりしながらステージを楽しんだ。

 MCはsenkiya OMOCHI CLUBが務め、昭和の音楽番組を思わせる軽妙なトークで会場を盛り上げた。ステージ脇には、曲名と出演者名、得点が表示される「パタパタ式」のランキングボードも設置され、72歳だという和田哲郎さんが「完全無欠のロックンローラー」を披露し、東向島で居酒屋「はりや」を営む荘司美幸さんが「川の流れのように」を歌い上げるなど、昭和を代表する楽曲が並んだ。

 会場周辺には、昭和の屋台をイメージした飲食ブースも並び、おでんや居酒屋風メニューを提供する屋台やキッチンカーが出店。来場者はステージと飲食の両方から、昭和の雰囲気を味わっていた。

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