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隅田川七福神めぐり始まる 6カ所を巡拝、白鬚神社では長い行列

30分を超える行列ができた白髭神社

30分を超える行列ができた白髭神社

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 新春恒例の「隅田川七福神めぐり」が1月1日、墨田区内で始まった。七福神を祭る6カ所を巡拝し、新年の開運や無病息災を祈願する行事で、午前中から家族連れや友人同士の参拝客でにぎわいを見せた。

【隅田川七福神めぐり】布袋尊を祭る弘福寺

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 隅田川七福神めぐりは、江戸時代の文化年間に向島百花園に集った文人らが考案したとされる。七福神信仰とまち歩きを組み合わせた行事として広まり、現在も正月行事として定着している。

 巡拝の対象は、多聞寺(毘沙門天)、白鬚神社(寿老神)、向島百花園(福禄寿)、長命寺(弁財天)、弘福寺(布袋尊)、三囲神社(大国神・恵比寿神)の6カ所。三囲神社が2柱の神を祭ることから、七福神を6カ所で巡る構成となっている。

 七福神めぐりに合わせ、白鬚神社では毎年「宝舟(たからぶね)」が授与される。陶器製の舟に柳箸で作られた帆柱と「寶」の文字が入った帆を組み合わせた縁起物で、年末には巫女が手作業で仕上げる「宝舟づくり」が行われる。大みそかには清祓式が行われ、おはらいを受けた宝舟に各寺社の御分体を乗せて家に飾ることで福を招くとされている。

 元日は晴天に恵まれ、各所の境内には参拝客の列ができた。特に宝舟の授与も行われる白鬚神社では、本殿へ至る参拝列が境内の外まで延び、30分以上待つ時間帯もあった。参拝を終えた人たちは宝舟や御朱印帳を手に次の巡拝地へ向かい、境内には新年のあいさつを交わす声が響いた。

 近年は巡拝ルートにも変化が見られる。観光バスによる団体参拝が減少し、徒歩での個人巡拝が中心に。多聞寺からスタートし、向島百花園、白鬚神社、長命寺、弘福寺、三囲神社の順に巡り、東京スカイツリー方面へ回遊するルートを選ぶ人が増えている。沿道では地図やスマートフォンを手に歩く参拝客の姿も見られた。

 向島百花園では、正月飾りが施された園内を散策しながら福禄寿を参拝する人の姿が見られ、写真撮影を楽しむ参拝客も多かった。庭園散策と七福神めぐりを組み合わせて楽しむ人が増えているのも特徴となっている。

 各寺社では御朱印や御分体の授与が行われ、境内には色鮮やかな幟や幕が掲げられた。参拝を終えた人たちは甘酒の振る舞いなどを楽しみながら墨田のまち歩きを楽しんでいた。

 七福神めぐりの御朱印授与時間は9時~16時。1月7日まで。

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