両国国技館(墨田区横網1)で7月22日、プロレス団体「プロレスリング・ノア」が初の大会試合を開催する。
同団体は2000年6月に「全日本プロレス」を離脱した三沢光晴さんを中心に設立。道場や合宿所がある「ディファ有明」(江東区)を本拠地とし、過去には日本武道館(千代田区)でも定期的に興行を行っていたが、国技館を会場とするのは今回が初めて。
当日は同団体が管理する4つのGHC(Global Honored Crown)王座決定戦を含む全11試合が行われる。注目のカードは、「GHCヘビー級王座」を懸けたチャンピオン・森嶋猛選手対挑戦者・潮崎豪選手の試合、「GHCヘビー級タッグ王座」を懸けた覇者・秋山準選手と齋藤彰俊選手組対挑戦者・サモア・ジョー選手とマグナス選手組の試合、昨年12月の沼津大会を最後に欠場していたKENTA選手の復帰戦など。同団体旗揚げから参加していた力皇猛選手の引退セレモニーも行われる。
森嶋選手は「国技館でやるのは初めてなので内容のある大会にしたい。今、いろいろな娯楽がある中、試合を見に足を運んでくれたファンに、今のプロレス、今のノアを見せたい」と意気込みを見せる。
試合開始は15時。料金は、アリーナ(リングサイド)の椅子席A=10,000円、1階マス席(2人用)A=5,000円(S席は共に完売)ほか。