墨田区の温浴文化を体感できるイベント「ソラマチ湯ったりフェスタ」が2月7日、東京ソラマチ(墨田区押上1)1階ソラマチひろばで始まった。初日は雪が舞う寒空となったが、会場では足湯やライブペイントが行われ、多くの来場者でにぎわった。
同イベントは、東武タウンソラマチ、墨田区観光協会、墨田区商店街連合会が連携し、「お風呂のまち・すみだ」の魅力を発信することを目的に企画。会場では、銭湯文化に触れられる体験型コンテンツや展示、物販などを行っている。
初日の目玉となったのは、銭湯背景画絵師によるライブペイントとトークイベント。午前の部では中島盛夫さんが登壇し、富士山と桜をモチーフにした巨大な背景画の制作を実演した。強く雪が舞う時間帯もあったが、来場者は足を止め、制作の様子を写真に収めたり、筆運びを見守ったりする姿が見られた。午後からは千奈さん登壇。トークイベントでは、銭湯背景画絵師になったきっかけなどを語った。
会場内で注目を集めたのは足湯コーナー。冷え込む屋外会場の中で、足湯に浸かりながらひと息つく来場者が続き、雪と湯気が交じる光景が広がった。
このほか、区内の銭湯を写真で紹介する「銭湯のあるまちの風景」写真展や、蛇口や鏡を備えた銭湯山車(だし)の展示も行われ、親子連れが記念撮影を楽しむ様子も見られた。マルシェエリアでは、銭湯やサウナをモチーフにしたアパレルや雑貨などのオリジナルグッズが並んだ。
館内を巡って背景画を完成させる「重ね捺しスタンプラリー」も実施。スタンプを重ねて完成した台紙を持参すると、区内銭湯の割引券やオリジナル入浴剤が進呈される仕組みで、スタンプ台紙を手に館内を回る来場者の姿が目立った。
墨田区内には現在14の銭湯が点在しており、会場ではそうした地域資源を「まちの文化」として紹介する取り組みも行っている。雪の中での開催となった初日は、足湯の温かさや銭湯文化のぬくもりが印象的に伝わる一日となった。
8日は、11時~、14時~の2部構成で、サウナ・スパ施設支配人によるトークショーを行う。「ニューウィング」支配人の吉田健さん、「リアルサウナ錦糸町」支配人の荒木翔江さん、「楽天地スパ」副支配人の北田哲也さんが、「サウナ・スパ業界の未来」などをテーマに話し合う。
会場では支配人らが選んだ、東京ソラマチで食べることができる「サウナ飯」を紹介。キッチンカーでは墨田区内の事業者が銭湯やサウナをモチーフにしたフード・ドリンクを販売する。
開催時間は10時~16時。入場無料。2月8日まで。会場周辺が積雪した場合、中止の可能性もある。