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地域ブランド「すみだモダン」お披露目-18品と8メニューを新たに認証

発表・展示会、第2弾は11月28日から東京スカイツリータウン・ソラマチ5階「産業観光プラザ すみだ まち処」で開催。(写真は第1弾会場の「すみだパークギャラリー ささや」の様子)

発表・展示会、第2弾は11月28日から東京スカイツリータウン・ソラマチ5階「産業観光プラザ すみだ まち処」で開催。(写真は第1弾会場の「すみだパークギャラリー ささや」の様子)

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 伝統と技術、新しい感性を兼ね備えた「ものづくりのまち すみだ」を象徴する地域ブランドを選ぶ「すみだモダン」が今年の認証品を発表し、現在お披露目を行っている。

第1弾会場「すみだパークギャラリー ささや」では染色体験ワークショップなども開かれた

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 3回目となる「商品部門」では、84件の応募から有識者による審査を経て、「すみだ地域ブランド推進協議会」が新たに18商品を認証。北欧家具のような洗練さを持つキリの椅子「RAKUZA」(二葉桐工房)や、くぎなどを使わずに木を組み合わせて作られた正座用腰掛け「合曳(あいびき)」(指物益田)、染工場(石山染交)が作る和装風の「SHOUBI coat(匠美コート)」、肌あたりの柔らかい「べっ甲の耳かき」(磯貝べっ甲専門店)、3代にわたって受け継がれる技術で手植えした「静電気除去ブラシ」(宇野刷毛ブラシ製作所)などは和の伝統が息づく商品。

 都内唯一のびょうぶ専門店(片岡屏風店)が開発した「自分で作るからくり屏風キット 北斎編」や、工場の廃材を「配財」として活用する「配財プロジェクト」がプロデュースする万華鏡の新作、大人も楽しめるデザイン風船「marusa balloonシリーズ」(マルサ斉藤ゴム)など遊び心にあふれた商品も多彩。元禄時代創業の「言問団子」(言問)や300年続く「長命寺桜もち」(やまもと)などの老舗の味から、一口サイズの「東京パンケーキ」(サンエー)まで、食品も名を連ねる。

 昨年から設けられた飲食店の「メニュー部門」では、34件の応募から区民による調査隊の審査を経て同協議会が新たに8つのメニューを認証した。江戸野菜「寺島なす」の天ぷらなどを使った「寺島せいろ」(きそば長平)、下町グルメのケチャップライスをオーブンで焼き上げた古民家カフェ(こぐま)の「焼きオムライス」、人気のコミュニティーカフェ(東向島珈琲店)のロングセラー「レアチーズ」、伝統工芸「江戸切り子」のカップで提供する「すみだブレンド」(すみだ珈琲)など。

 発表・展示会は、第1弾会場の「すみだパークギャラリー ささや」(墨田区横川1)に代わって、11月28日から東京スカイツリータウン・ソラマチ5階「産業観光プラザ すみだ まち処」で開かれる。10時~18時。入場無料。12月6日まで。

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