丸井錦糸町店(墨田区江東橋3)の地下1階に「鎌倉土産」を集めたコーナーが期間限定で登場し、話題を呼んでいる。
主催は「鎌倉てづくり屋」や「鎌倉蒟蒻(こんにゃく)しゃぼん」などの販売営業を代行する「m.butler」。「これまでにも小さいコーナーでの販売はあったが、今回は地元の他の店にも声を掛けて一緒に出店し、人気の鎌倉土産をそろえた」と同社の小俣正人さん。売り場には食品から雑貨まで10店が軒を連ねる。
食品は、「代官山小川軒」から1988年に独立した「鎌倉小川軒」のレーズンウィッチ、かりんとうや豆菓子をご当地風絵柄の上質紙でパッケージした「鎌倉かりんころん」、鎌倉野菜のピクルスや湘南産魚介のスモークで知られる「鎌倉野菜工房」など。
雑貨は、オリジナルのがま口や革小物を扱う「鎌倉てづくり屋」、こんにゃく芋に含まれるセラミドを洗顔せっけんに仕上げた「鎌倉蒟蒻しゃぼん」、染め手拭いや絞り手拭いの「くるり鎌倉店」、十六本骨傘の専門店「鎌倉パレット」、小町通りで定番土産や鎌倉箸を販売する「ギャラリー雅」など。
小俣さんは「来年は世界遺産登録の可否が決まるとあって注目を集めている。ここが、(鎌倉)観光客誘致のアンテナショップになれれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~20時30分。来年1月14日まで。