江戸時代に8代将軍・徳川吉宗の計らいで植えられ、隅田川の両岸1キロにわたって広がる桜並木が見頃を迎え、墨田区側の隅田公園では3月23日、恒例の「墨堤さくらまつり」が始まった。
同まつりは今年で34回目。開花中は町会による模擬店の出店やライトアップ(21時30分まで)が行われ、土曜・日曜には桜橋デッキスクウェアを会場に墨田区銘品名店会によるグルメコーナーや墨田区観光協会によるPRコーナーが登場。句会や餅つきなども行われる。桜橋の上では、国際アラビアンダンス協会によるベリーダンス、楽笑一門会による南京玉すだれ、墨田区太鼓連盟による和太鼓響演などのパフォーマンスも予定している。
26日からは向嶋墨堤組合による人気企画「芸妓(げいき)茶屋」も開催。向島の現役芸妓と身近に接することのできる機会として、毎年多くの人でにぎわいを見せる。