墨田区を本拠地とする劇団「シアターキューブリック」が10月19日・20日、すみだパークスタジオ「倉」(墨田区横川1)でワークインプログレス(一般公開稽古)のスタイルで公演を行う。
作品は同26日に鹿児島公演を予定している「島津の疾風」。関ケ原合戦における島津軍の絆を描いた物語で、「着物無し、かつら無し、チャンバラ無し」と従来の時代劇が持つイメージを払しょくしたロックミュージカルのようなテイストで、登場人物の心情を濃厚に描く。
「劇団として2度目の地方公演で、一般公演のほかに2700人の地元の子どもたちを対象としたステージも控え、東京公演は作品のさらなる向上のために、観客と演者の交流機会を設けたワークインプログレスという初のスタイルで臨む」と、作・演出を手掛ける緑川憲仁さん。限りなく本番に近いスタジオ公演になるという。
開演は、19日=15時・19時、20日=13時・16時。料金は2,000円(高校生以下1,500円)。ロビーの専用コーナーで「島津検定」にチャレンジし合格すれば無料。受け付けで身分証を展示した「島津」さんも入場無料になる。