墨田区と葛飾区の商店街が連携して開催する集客イベント「墨田区・葛飾区の商店街をめぐるスタンプラリー『殿のお忍びパトロール』」が1月16日より始まる。
モバイルゲーム「ケータイ国盗り合戦」(マピオン)を活用して行われる同イベントは昨年、東京スカイツリーと東京タワーの、それぞれのお膝元商店街が連携し、延べ来場者13万人以上を動員。約4,000万円の売り上げを達成した「墨田区・港区の商店街をめぐるスタンプラリー 2大タワーを取り戻せ!」に続くもの。
両区の商店街の36スポット(墨田区=20カ所、葛飾区=16カ所)に専用ポスターを用意し、参加者は携帯電話でポスターに示された二次元バーコードを読み取ることでこれを「攻略」する。対象店舗301店では、500円の買い物ごとにゲーム特典付きカード「くにふだ」を配布。墨田区にゆかりのある葛飾北斎、葛飾区出身の漫画家・高橋陽一さんが描く「キャプテン翼」や映画「男はつらいよ」シリーズの寅さんなどを含む絵柄は各区で5種、計10種類あり、無くなり次第終了。
ゲームの内容は、殿(主人公)がお忍びで街をパトロール。スポット攻略や「くにふだ」のシリアル入力をすることでゲームストーリーが進行。困っている町民を助ける度にもらえる「勲章」を集めることでゲーム内特典を獲得することができる。
墨田区商店街連合会の山田会長は「下町商店街の特徴でもある人情味あふれる店を楽しんでいただければ」と参加を呼び掛ける。
スタンプラリーは2月17日まで(「くにふだ」の配布は16日で終了)。