墨田区の向島エリアで3月9日を中心とした3月中の土曜・日曜、「39アート in 向島 2014」が開催される。
現代美術作家の開発好明さんが発案・運営して14年目を迎える「毎年3月9日をアートの記念日にしよう(Thank you @RTの日)」という活動に賛同して開かれる同イベント。同活動には国内外の美術館やギャラリー、個人などが参加しており、向島の地域参加は今年で5回目。東京スカイツリーのある押上駅の隣、曳舟駅かいわいにある同エリアは、空き店舗や空き家、廃工場などをリノベーションした住居やアトリエが多く、若手アーティストが集まる場所として知られている。
期間中、さまざまな会場で10の企画が進行。集合住宅の一部を改装した「あおば荘」(墨田区文花1)で演劇と個展(9日)、「八広地域プラザ 吾嬬の里」(八広4)で「ドンツキ協会 謝罪会見」(16日)、アートスペース「yahiro8」(八広4)でパフォーマーと観客がひとつの鍋を囲む「芸とスープ」(23日)、鳩の街商店街「はとホットミニ公園」(東向島1)で心理ゲーム「人鳩 -JINBATO-」(29日)など。予約方法や参加費はホームページで確認できる。
9日13時からは、各拠点を自転車で、運営スタッフの案内付きで巡るツアーも実施。東武亀戸線小村井駅改札に集合。要予約。
9日を中心にエリア内の「東向島珈琲店」(東向島1)、「爬虫類館分館/BUNKAN」(京島3)、「muu muu coffee」(京島3)で「サンキュー!」の合言葉で同イベントにちなんだ特典を用意(休業日あり、特典の詳細は各店に確認)。イーストコアひきふね広場(京島1)のマルシェ「すみだ青空市ヤッチャバ」では旬の味覚が詰まった390円セットの販売なども予定する。