隅田川で7月26日、東京の夏の風物詩「第37回隅田川花火大会」が開催され、川沿いには約96万5千人(主催者発表)の見物客が訪れにぎわいを見せた。
昨年は強風と雷雨で大雨洪水警報が出され、開始後30分過ぎに中止となった同大会。今年は桜橋下流の「第1会場」(9,350発)と駒形橋~厩橋間の「第2会場」(10,650発)合わせて約2万発の花火が夜空を彩った。
当日、東京スカイツリーの展望台は14時で通常営業を終了し、17時30分から840人の予約客限定で営業。このうちネットによる450枚の抽選販売には117倍の申し込みがあったという。
「天望デッキ・フロア350」の北側で「第1会場」を正面に臨んでいた川崎市の門馬和子さんは「想像していたより低い位置の花火を見下ろすかんじで、あらためてスカイツリーの高さに驚かされた。フロアは以前訪れた時よりも人が少なめで、ゆったりとした気持ちで見物できるのがいい」と話していた。