東京ソラマチ5階「スペース634」で7月19日から開催している「大昆虫展 in 東京スカイツリータウン」が来場者数を伸ばしている。
子どもたちが「昆虫を見る、知る、触れる」ことを通じて、自然環境や人間の暮らしとの関わりに興味を持ってもらうことを目的とした同展。会場はさまざまなコーナーで構成され、親子連れを中心ににぎわいを見せている。
「昆虫標本展示コーナー」は、動物学者の吉村卓三先生監修の180箱から成る「世界5大陸の昆虫標本」展示や、鳩山由紀夫さん、やくみつるさん、故北杜夫さんなどの「著名人所蔵標本」展示ほかで構成。
高さ3.6メートル・幅10.8メートルの大型虫かごの中に昆虫が住む森を再現し、生きたカブトムシ約200匹に自由に触って観察できる「ふれあいジャングル」は特に子どもたちの人気を集める。
昆虫と農業の関係をわかりやすくパネルと標本で解説する「農業環境技術研究所コーナー」や、最先端の研究として注目の「バイオミミクリー(生物からの模倣)」の事例を紹介するコーナーなど、大人も楽しめる展示も充実。
8月1日には1万人目の来場者を迎える記念セレモニーも行われ、「虫のおねえさん」として各メディアで活躍中のカブトムシゆかりさんから、江東区の小学2年生・旭浩輔さんに、世界最大のカブトムシといわれる「ヘラクレスオオカブト」が贈呈された。
営業時間は10時~18時。入場料は、大人=1,000円、子ども(4歳以上)=700円、親子セット券=1,500円。
8月17日まで。