東京スカイツリータウンの真向かいにある筆跡診断の店「筆跡仕事人」(墨田区業平1)で9月24日、子育て中の母親を対象とした「筆跡えがお塾」が開催される。
書かれた文字から書いた人の性格や行動傾向(人物像)などを読み解く「筆跡診断」を行う国内でも珍しい同店。運営するのは地元出身で「日本筆跡診断士協会」認定の資格を持つ芳田マサヒロさんで、今年の7月に開業した。
「刑事ドラマなどでおなじみの、書かれた文字が単に同一人物か別人かを判断する『筆跡鑑定』とは違い、本人も気付いていない書き手の本質を考察し、それを職業の適性判断や人間関係のトラブル解消などに活用してもらうのがねらい。筆跡には深層心理が表れるから」と芳田さん。「例えば、心にゆとりがなくストレスを感じている人はそれが書きグセとなって表れる。でも書きグセは意識的に変えることができる」とも。
当日はワークショップ形式で参加者に文字を書かせて自分の書きグセを知ってもらい、アドバイスなどを行う予定。「かつて子育てのストレスでイライラしていた自分の妻が、書きグセを直すことで、本来の落ち着きと明るさを取り戻した。同じような悩みを抱えるお母さんたちに、自分らしく子育てを楽しんでもらいたいという思いから企画した」と参加を呼び掛ける。
筆記用具持参で費用は1,000円(同伴の子どもは無料)。時間は14時~16時で定員は15人(先着順)。ホームページなどで予約を受け付ける。