水泳用品メーカー「フットマーク」(墨田区緑2)が12月10日、水中で長く運動できる女性用「保温水着」を発売した。
通常の水着に比べて、1.4度ほど高い保温性を備えた同商品。企画の背景は「70歳代くらいの女性から『もっと運動したいけれど、冷えるからプールは30分で上がってしまう』という声をいただいたのがきっかけ。水中歩行やアクアビクスは動きがゆったりしている分、体が冷えやすくトイレに行く回数が頻繁になったり、長く運動ができなかったりする場合がある。また、肩はぬれたまま水上に出ているので、特に寒いという声もあった」と同社広報室の吉河祐子さん。
重くて動きにくい、従来のウエットスーツ素材の保温水着に対して、薄手で肌触りの良い3層構造の保温生地を独自に開発し、全身ではなく代謝のしやすい特定部位に配置することで保温効果を実現するのが特徴。肩を冷やさないように袖を付け、「明るいプリント柄でデザインも楽しめる」という。
色は、「花柄」タイプ=イエロー・ブルー・ムラサキ、「リーフ柄」タイプ=ピンク・グリーン・ブルーを用意。価格は、M・L・LL・3L=12,312円、4L・5L=13,932円。
都内スポーツ専門店、スポーツクラブほか、直営ネットショップからも購入できる。