東武ホテルレバント東京(墨田区錦糸1、TEL03-5611-5623)で4月2日、毎年2回恒例の、「芹洋子と歌おう うたごえ喫茶」が開催される。
歌声喫茶とは、喫茶店内でリーダーが音頭をとり、店内の客が一緒に歌を歌うことを主目的とした喫茶店のことで、1950年代にブームとなった。最盛期には日本全国で100軒を超えるうたごえ喫茶があったという。
同ホテルは2009年より、歌声喫茶を知る世代の利用拡大と平日午後の宴会場稼働を念頭に、ホームソング歌手として人気のある芹洋子さんに出演を打診。芹さん賛同を得て以来、年2回のペースで開いている。今年で7年目。
芹さんの歌を「聴く」だけではなく「一緒に歌う」ライブであることから、回を重ねるごとに60~70年代の人々を魅了している。会場は毎回、気持ちよく歌う参加者の美声であふれる。
曲目は、歌声喫茶で定番の「四季の歌」や1978(昭和53)年に芹さんが「みんなのうた」(NHK)で歌った「坊がつる賛歌」などのほか、懐メロ、山の歌、叙情歌、ロシア民謡などを織り交ぜる。
開催時間は13時~15時30分。参加費はお茶とケーキが付いて4,000円(税・サービス料込み)。直前まで予約を受け付けている。