「すみだ鬼平犯科帳まつり」(墨田区錦糸4、イベント事務局=TEL 090-6532-5666)が11月15日に開催される。
墨田・浅草エリア各地では今月の各日曜、江戸時代の伝統文化を体験できるイベントを開催。池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」の舞台となった墨田区内や台東区各所の江戸伝統文化にちなんだ同イベントでは、「鬼平犯科帳と行く江戸下町」と題し、長谷川平蔵や江戸の雰囲気を楽しめるイベントを、錦糸公園で開催する。墨田区商店街振興組合連合会・協同組合、浅草商店連合会、花川戸商店会、浅草北部ことぶき商店会が広域連携事業として共同で主催する。
今回の注目は、小説「鬼平犯科帳」に登場した数々の料理を提供する企画。軍鶏(しゃも)鍋、はまぐり鍋、マスのみりん漬け、エビの塩焼き、田楽、落雁(らくがん)など、地元すみだの飲食店が中心となり、各料理人が腕を振るって忠実に再現する。
ドラマ版の出演者、江戸家まねき猫さんによるトークショーや、墨田区内に点在するゆかりの地の解説、おはやし、江戸かっぽれのお披露目、講談や三味線漫談など、江戸の雰囲気を楽しめるプログラムも用意しており、会場内では子どもたちも楽しめるよう縁日も用意する。
開催時間は10時~16時。入場無料。雨天決行。