JR錦糸町駅北口の「アルカタワーズ」で11月14日、恒例のイルミネーション点灯式が行われる。

江戸切子をイメージしたツリー

　会場では同日、地元のミュージシャン3組（仲内拓磨さん、錦糸町ジプシースイングバンド、海老原やすなり&ザ・ブルートレインズ）がライブ演奏を行い、点灯の瞬間を盛り上げる。ライブは15時20分ごろ開演予定。観覧無料。

　アルカタワーズ担当者は「当施設のイルミネーションは、墨田区を代表するガラス細工産業の中から、江戸切子をモチーフにした、おそらく世界唯一のクリスマスツリー。錦糸町と言えば『職人の街』。いろいろな分野のマイスターが、その技術に磨きをかけ伝承している。このツリーを通じて地域の産業の応援もできれば」と話す。

　今年は昨年より、サイズも装飾の数も倍近くにパワーアップしたという同ツリー。切子のデザインは、江戸切子館館長の廣田硝子さんが監修した。同施設の壁面も江戸切子の紋様をかたどったイルミネーションで装飾するなど、来場者を楽しませる工夫を施す。

点灯式は16時50分頃を予定する。