12月12日、油田カフェ(墨田区八広3)で「油田マルシェ」が開催される。油田カフェは、使用済みの食用油を回収し再資源化する事業を営む地元企業ユーズ(同)が地域のコミュニティの場として運営するカフェスペース。「油田マルシェ」は同店が毎月開催する、地域といろいろなひと・ものをつなぐイベントだ。地元墨田はもちろん、日本各地から様々な団体が集まっている。
長野県上田の吉田農園からは、採れたてキャベツ、カレー味がめずらしい青トマトのピクルス、大根の醤油漬けなどが、新潟県村上からはお米やお餅、塩引鮭などが届き販売する。
新しい農業として注目されているFIO(八王子市堀之内)の野菜も初出店する。ジャマイカ屋台の「Yaad food」では墨田にいながら本場ジャマイカ料理を楽しめると評判だ。
そのほか、体験コンテンツもある。「冬のキャンドルワークショップ」ではお好きなフレグランス&お好きなカラーを使って植物油のエコキャンドル作る。1個700円(ハーブシロップの試飲付き)だが、油を持って来て参加すると500円になる。使用済みの食用油は再利用できるということを楽しみながら知ってもらうのが目的だ。
また、毎年12月の開催は餅つきが恒例となっている。新潟県村上から届いたもち米をその場でついて、先着60人に無料配布する。餅つき開始時間は13時30分、14時30分、15時30分からの3回を予定している。