5月22日の東京スカイツリータウンの開業に合わせ、特急スペーシア100系車両を3編成ずつ順次リニューアル中の東武鉄道が2月6日、第2弾として、東京スカイツリーのライティングデザイン「粋」を基調とした車両の運行を始めた。
昨年12月29日にデビューした江戸紫ベースの「雅」に対して、今回の「粋」では隅田川の水をモチーフにした淡いブルーをベースに、東武グループのロゴカラー「フューチャーブルー」のラインがあしらわれている。
この日は運行開始を記念して、浅草駅で10時発「きぬ109号」の出発お見送りイベントも開催。スカイツリーの公式キャラクター「ソラからちゃん」も駆け付け、同駅長・宮崎裕さんとのフォトセッションに臨んだ。
リニューアル車両は今後、日光・鬼怒川方面の観光列車の象徴であるサニーコーラルオレンジを基調とした3編成が3月上旬ごろにデビューを予定しており、これにより全3タイプがそろう。併せて、3月17日からのダイヤ改正で、全ての上り特急列車が「とうきょうスカイツリー(現・業平橋)駅」に停車するようになる。
宮崎さんは「東京スカイツリーのオープンまであと100日と少し。新車両の登場で期待がますます膨らんできた。日光・鬼怒川方面への観光の帰りに、スカイツリーに立ち寄るようなプランも楽しいはず」と利用を呼び掛ける。