東京スカイツリータウン(墨田区押上1)4階スカイアリーナで5月17日、日台観光友好交流5周年を記念し「台湾観光フェア」が始まった。
同日オープニングセレモニーが開催され、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表らが参加した。フェアでは台湾のグルメや観光PRブースが出店し、中には日本初上陸のグルメや気功、お茶席体験などもある。
セレモニーで、東武タワースカイツリーの酒見重範社長は「東京スカイツリータウン・東武グループでは、これまでに台湾一の高さを誇る『台北101』との提携や東武鉄道と台湾鉄路管理局との友好協定締結、『台湾ランタンフェスティバル』への出展など、さまざまな場面で日台観光友好交流活動を行ってきた。このイベントを通じて多くの人に台湾の食や文化、観光に触れてもらいたい。今後も日台観光交流を通して、このイベントが台湾観光のきっかけになれば」と期待を込めた。
フェア開催のきっかけについては、「台湾から日本への観光客は約400万人になると聞いている。逆に日本から台湾へ観光する人は、その半分の200万人弱。台湾の方々への『恩返し』の気持ちも込めて、日本人に台湾の魅力をもっと感じてもらえるようなPRに協力できればと考えた。台湾と日本の友好関係のさらなる発展に尽力したい」とも。
謝代表は「旅行におけるグルメは最も楽しいことの一つであり、思い出深いもの。台湾の魅力の一つは、まさにこのグルメ。多くの観光客が訪れる東京スカイツリーの下で、台湾のグルメや観光の皆さんに知ってもらう機会を得たことをうれしく思う。東京スカイツリータウン6周年のイベントとして、台湾の観光をPRできることを感謝したい。台北101との友好協定も5周年を迎え、ますます台湾と日本の観光関係が深まることを望む」と語った。
営業時間は11時~19時。今月20日まで。