両国にある国際ファッションセンター(墨田区横網1)で11月15日、ジーンズソムリエプロジェクト推進委員会による「ジーンズソムリエ認定証」授与式が開催された。
ジーンズソムリエ資格認定制度は2013年、岡山県のアパレル工業組合、倉敷ファッションセンターが中心となり、全国のジーンズマーケットの活性化やジーンズ文化の普及を目指し創設した制度。ジーンズの製造、品質、流通などの正しい知識を身に付けられる。
今年で6回目となるジーンズソムリエ資格認定試験は9月5日に実施。全受験者数466人のうち合格者数294人という結果となった。
合格者への授与式は、岡山(11月6日)と東京(同15日)2カ所で開催。東京の会場では合格者を代表して11人に認定証が授与された。
今年から、一度合格した人でもジーンズの知識より深めるため再度受験ができるようになり、授与式に参加した11人のうち2人が2度目の授与となった。2度目以降の合格には資格に星のマークが付く。
2度目の資格授与者として授与式に参加した船木治行さんは「以前は別の仕事に就いていたが、最初の資格取得でデニム生地のバッグ製作を仕事にするようになった。合格の星を増やし、ジーンズの知識をより深め、バッグ作りに生かしていきたい」と話す。
当日は「岡山デニム」メディアセミナーも同時開催。大島康弘岡山県アパレル工業組合副理事長が、岡山デニムの歴史や現在の日本のジーンズの流行・現状を語った。