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錦糸町のカフェで台湾料理イベント コース料理提供、台湾料理解説も

料理を解説する呉盈臻さん

料理を解説する呉盈臻さん

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 東京在住の台湾人女性が台湾ローカル料理を振る舞うコラボイベント「台湾グルメ旅」が7月26日、錦糸町のホットケーキカフェ「ねこづき」(墨田区太平3)で行われた。

台湾ローカル料理を振る舞うコラボイベント「台湾グルメ旅」

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 ねこづき店主の大竹元樹(げんき)さんと台湾人の呉盈臻(ごえいしん)さん、林霙汝(りんえいじゅ)さんがコラボして開いた同イベント。事前に予約を受け付けた10人が参加した。

 当日は、前菜の「シュリンプのカラフルチョップサラダ」で始まり、「忘れ草とスペアリブのスープ」を挟んで、メインの「きゅうり漬けの豚蒸しつくねと彩りのミニディッシュ」、デザートの「金蜜琥珀(こはく)クリスタル」など、オリジナルのコース料理を提供。呉さんの台湾料理やコース料理の特徴解説を交えながら進行した。

 呉さんは「台湾料理は、オランダや日本、中国など、過去に統治された国の料理の特徴を取り入れている。『山の近くに住んだら山を頼れ、海の近くに住んだら海を頼れ』という言葉があるように、1950年代、国が貧しかった時代には、芋や米を主食として、食べきれない野菜は漬物にして、海産物は干物にする習慣があった。それらをベースに素材を生かす台湾料理が生まれた」と話す。

 提供したお茶については、「紅茶とウーロン茶の良いところを生かした『紅ウーロン』は、台湾茶の革命を起こしたと評価されるお茶。ぜひ飲んでみてほしい」と紹介した。

 呉さんは「台湾から電鍋料理の講師を招いたイベントも企画している。今後も趣向を凝らした料理関連のイベントを開いていくので、参加いただければ」と呼びかける。

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