今年で開校150年を迎える墨田区立中和小学校(墨田区菊川1)の記念イベント「第1回ふるさとフェス」が9月22日に行われた。協力は中和小校友会。
中和小学校150年周年記念イベント「第1回ふるさとフェス」の様子
同小は1874(明治7)年に開校された公立小学校で、現存する墨田区の小学校では最古の歴史がある。
当日は、卒業生やその家族、近隣の住民ら900人が集まり、体育館を使う「ゲームやワークショップを中心としたあそび場」と、校庭を使う「盆踊りを中心としたダンスイベント」など2部構成で行われたイベントを楽しんだ。
15時から始まった体育館イベント。ゲームを通してまちづくりについて考える「VIEWS(ビューズ)」コーナーでは、「困りごと」「まちのシンボル」「解決のアイデア」をシートに書き込むワークショップが行われたほか、ダンボールを活用した巨大迷路や「フードドライブ」「ブレスレット作り」「スマートボール」も行われた。
17時からは校庭イベントもスタート。中和ダンスクラブによるダンス披露や往年の名曲に合わせて炭坑節で踊る「メガヒッツ盆踊り」が行われ、菊一太鼓が雰囲気を盛り上げた。
終盤には校舎全体に中和小の歴史を振り返る映像を映し、全員でバースデーソングを参加者が大合唱してイベントは終了した。
中和小校友会の高木基裕さんは「プログラムのフィナーレのバースデーソング合唱が印象に残った。小学校というコミュニティを中心に、児童も保護者も地域の方も卒業生も遊びに来た人も、参加者全員が温かい雰囲気に包まれ一つになれたのは良かった」と振り返った。