子ども大人も一緒に楽しめるコンテンツを提供するイベント「すみだファミリーフェスティバル2024」が11月3日、大横川親水公園(墨田区錦糸1)長崎橋跡イベント広場で開催された。
クラフトビールやウイスキー、シードルなどを味わいながら子どもとワークショップ一緒に楽しめるコンテンツを提供したいと、両国国技館通り商店会「セカンドストリート」のメンバーが中心となって企画した同イベント。
当日は晴天に恵まれ、4000人が来場。クラフトビールやキッチンカーグルメには行列ができるなど盛況だった。実行委員会メンバーでワークショップを企画した「ANGEL PATRONAGE」の牧野肇さんは「ママと『おそろいネイル』ができるのが人気だった。家族での来場が多く、たくさんの笑顔を見ることができ、親である自分もとても貴重な時間になった」と振り返る。
実行委員長でクラフトビールを提供する「麦酒倶楽部ポパイ」店主の城戸(きど)弘隆さんは「予報では雨だったが青空の下で開催できてうれしい。地元ということもあり両国麦酒研究所のビールは特に人気で、クラフトビール業界で人気の『伊勢角屋麦酒』『West Coast Brewing』なども早々に売り切れた。一番人気は4種の飲み比べセット」と話す。
シードル専門店「TASTING MARKET」の大塚直人さんは「リンゴのお酒『シードル』を知ってもらうため、ドライなタイプからリンゴの風味豊かなもの、フルーツフレーバーのものまでバラエティーに富んだラインアップにした。ドラフトのシードルはイベントでしか提供できないので、頑張って集めた。飲み比べはシードルでも人気だった」と話す。
親子で来場した参加者からは「子どもがワークショップで楽しんでいて、待っている間にビールが飲めてうれしい」「9月ごろから楽しみにしていた。子どもたちはワークショップを楽しみ、ママ友同士でクラフトビールやシードルの飲み比べができて最高だった」などの声が聞かれた。
実行委員会メンバーでワークショップをサポートしている「日本わくわくキッズ実行委員会」代表理事の牧野裕美子さんは「われわれ運営スタッフはもちろん、出店者・出演者の皆さまも楽しく過ごせる時間にできた実行委員としても冥利(みょうり)に尽きる。日本を代表するイベントにしたい。来年も同じような時期に開催する予定」と話す。