タワービュー通り商店街(墨田区太平)が1月5日、商店街の公式HPを開設した。
錦糸町と押上を約1.2キロの直線で結ぶタワービュー通りは、スカイツリーが正面に見えるロケーションで知られる。通りの錦糸町駅前の北斎通りから春日通りまでに位置する同商店街には、現在14店舗の飲食店や商店が加盟している。
同商店街ではこれまで SNSでの情報発信やチラシ配布によるイベント告知などを行なってきたが、商店街の認知度アップやファン獲得には至らなかったという。この課題を解決したいと同商店街会長の村方龍太さんが中心になり、HP開設に向けて意見集約や効果的な活用方法の研究などを行い、今回の開設にこぎつけた。
村方さんは「2020年、『タワービュー通り商店街』として再始動して以来、商店街の情報発信や加盟店の情報を提供する公式HPの開設は念願だった。商店街内に様々な意見があったため足並みを揃えるのに苦労したが、昨秋に加盟店の意見がまとまり、開設が決まった。公平を期すために公募で事業者を募り、加盟店の投票で決定した」と振り返る。
村方はさんは「HPの開設と同時に、加盟店とのコミュニケーション強化にも力を入れていく。加盟店の声が反映されやすい体制に見直すなど、これまで以上に風通しをよくしていきたい」と話す。
村方さんは「今後は区内の学生や事業者と連携して、イベント告知にLINEを活用するなど、新しい取り組みにも挑戦する予定。これまで縁がなかった新しい顧客層やファン獲得に向けても動いていく。昨年実施して好評だった『ホコ天イベント』なども積極的に開催していきたい」と意気込む。